取り扱いご注意
Handle with care
時計全般
安全上のご注意(誤飲による事故防止について)
小さな部品や電池は、幼児の手の届く所に置かないでください。
万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師の治療を受けてください。
電池について
- 電池から液漏れが起きた場合は、素手で触らずゴム手袋をして電池を外してください。
- 電池から漏れた液が眼に入った場合は、失明するおそれがありますので、すぐにきれいな水で洗い、医師の治療を受けてください。また、皮膚や衣類に付着した場合は、水で洗い流してください。
- ショート、分解、加熱、火に入れるなどしないでください。液もれ、発熱、破裂の原囲になります。
電池の使い方を間違えると、発熱、破裂の危険や液漏れにより、人体や時計回りを傷めることがあります。
- (プラス)、ー(マイナス)を逆に入れないでください。
- 使い切った電池は速やかに取り出してください。
- 長期間使用しない場合は、電池を取り出してください。
- 電池を充電しないでください。
- 時計が動かない等の場合、電池喘子が汚れている場合があり ます。柔らかい布などでクリーニングしてください。
ご使用場所について
次のような場所では使わないでください。機械・ケース・電池の品質が低下し、精度不良になったり、時計・電池の寿命が短くなります。
- 温度が十50℃(50度)以上になる所。例えば、長時間直射日光にあたる所。暖房器具等の熱風 や火気に近い所。
- 冷暖房器具の送風が直接あたる場所。
- 温度がー10℃(氷点下10度)以下になる所。(プラスチックの部品や電池の劣化が起こることがあります。)
- 浴室など、湿気の多い所。
- ほこりが多く発生する場所。(空気中のちり等が機械部にたまって、時計が止まることがあります。)
- テレビ・OA機器・オーディオのそばなど強い磁気が発生する所。(磁力の影響で、時計の進みや遅れが生じたり、止まることがあります。)
- 車中や船舶、工事現場など、振動の激しい所。
- 温泉場など、ガスの発生する所。
- 多くの油を使用する所。(霧状になった油分がケースや機械部に付着し、汚れや止まりの原因になります。)
- 木製の時計の場合、非常に乾燥した状態や多湿な状態が長く続くと痛むことがあります。
- プラスチック製の時計の場合や、機械部のプラスチックは、軟質のポリ塩化ビニルに長い間、直接触れさせておくと相互色移りしたり、付着することがあります。
- 室外で使用しないでください。
時計の掛け方(掛時計の場合)
掛け方が不適切な場合、時計が落下する危険があります。特に重量のある時計はご注意ください。
- 垂直に掛けてください。傾くと掛け具から外れる恐れがあります。
- 掛けたときは上下、左右に軽く動かして、壁掛け金具(または壁掛け穴)に壁掛け用木ネジがしっかり掛かっていることを確認してください。
- 市販の掛け具を使用するときは、壁掛け金具(または壁掛け穴)に、しっかり掛かるものを選んでください。
- 木の厚い壁・木の柱に掛ける場合
- 石膏ボード・コンクリート等の壁に掛ける場合
木の厚い壁・木の柱に掛ける場合
付属(掛時計の場合)の壁掛け用木ネジをご使用ください。ネジは壁面へ垂直に、壁面からのネジの残しが9mm以下になるようにねじ込んでください。隙間が大きく不安定な場合は、ネジをさらにねじ込んで調節してください。
石膏ボード・コンクリート等の壁に掛ける場合
付属(掛時計の場合)の壁掛け用木ネジは使用しないでください。壁の材質・構造と時計の重量に合った、市販の掛け具をご使用ください。その際、両面テープ式や吸盤式は時計が落下する危険がありますので、使用しないでください。
お手入れ方法
- 汚れがひどい時は水で薄めた中性洗剤や石鹸水を、柔らかい布に少量つけてふき取り、その後乾拭きしてください。
- 汚れ落としに、ベンジン、シンナー、アルコール、スプレー式クリーナー類は使用しないでください。
- 時計を壁面に掛けた場合、ケース等の静電気により、時計および壁面が汚れる恐れがありますので、定期的に汚れを落としてください。
裸剣時計の使用上の注意
裸剣時計:風防カバーを備えておらず、時計針が剥き出しになっている時計です。
- 時計針を直接触れる状態になりますが、故障の原因になりますので時計針にはお手を触れないでください。(時刻合わせはムーブメント裏の「針回しつまみ」をご使用ください)
- 時計針が時計表面部に接触した場合、 下記の不具合が発生する可能性がありますので、お取扱いにこ注意ください。→「時計針の位置ズレ(時計針設定箇所からのズレ)/針の変形/針の接触 /時間遅れ/時計文字盤面の損傷など」
- お子様の手の届かない場所でご使用ください。
- ガラス製の商品は、表/裏/または両面に印刷が施してありますので、お取扱いには十分こ注意ください。ガラス製の商品を壁に掛けられる際は、本体裏面に『壁掛け用木ネジ」が接触するとキズなどの原因となりますので、こ注意いただけますようお願いいたします。
温度・湿度計のお取扱いについて
- 風通しの良い直射日光の当たらない所に設置して下さい。また、周辺にエアコンや暖房機がある場合、平均的な値がでません。
- 正しい表示は、設置してから約1〜2時間程度の経過が必要な場合があります。
- 誤差は温度計で±2℃、湿度計で±5%見込まれておりますので、あらかじめご了承下さい。
- 落下などによる衝撃を与えないようご注意下さい。機能を果たさなくなるおそれがあります。
- 温度、湿度計内部に手を触れないようにして下さい。
電波時計
電波時計のご使用上の注意
電波時計はラジオと同じように電波を受信しています。以下のような条件では電波受信が困難ですので、このような場所を避けて使用してください。
- 鉄筋、鉄骨の建物の中や地下(ただし、窓際は比較的受信しやすくなります)
- 山、ビルなどの電波をさえぎるものの近く
- 高圧送電線、ラジオやテレビの送信所の近く
- 自動車、電車、飛行機などの中(特に移動中は電波障害が起きやすくなります)
- 空港、交通量の多い道路の近くや、工事現場などの電波障害の起きる場所
- テレビ、パソコン、ファックスなどの家電機器や、携帯電話などの通信機器、蛍光灯などの照明器具の近く
- 金属面(床や壁)に接して設置した場合
この他に、雷や大気の状態などの天候・気象条件によって電波障害が起こるときは、受信機能が制限されて使用できない場合があります。このような場合は、深夜の時間帯や使用する場所を受信条件の良い場所に移動すれば通常の機能に戻り、自動修正機能が働くようになります。